
これは前に作った色ずれの吹き出しとは正反対の発想で、とにかく余計なものを足さないことだけを考えて作りました。装飾なし、色なし、輪郭の太さ一本で勝負する吹き出しです。シンプルな吹き出しって、一見すると誰でも作れそうなんですが、線の太さで印象がガラッと変わるので、実はいちばん悩むんですよね。細すぎると頼りなくて背景に負けるし、太すぎると圧が出て中の文字が窮屈になる。この素材は、資料に置いたときに「ちゃんと主張するけど、中のテキストの邪魔はしない」ギリギリの太さを探って線を引いています。何度か引き直して、これくらいかな、というところに落ち着きました。モノクロにしたのは、使う人の側で色を決められるようにしたかったからです。資料やスライドって、全体のトーンが決まっていることが多いので、そこに色付きの吹き出しを置くと浮くことがある。黒一色なら、どんな配色の資料に置いても馴染んで、しかも中の文字がいちばん引き立ちます。プレゼンで「ここがポイントです」と一言添えたいとき、私はこのタイプをよく使います。AI形式を入れてあるので、Illustratorで線の太さを自分の好みに調整できます。もう少し繊細にしたい、逆にもっと主張させたい、というときは線幅を変えるだけで雰囲気が変わります。同じシリーズのカラー版と並べて、強調したいところだけ色付き・あとはモノクロ、という使い分けをしても効きます。