
正方形を交互に並べた市松模様を、赤色で描いた和柄背景です。市松模様は、江戸時代の歌舞伎役者・佐野川市松が舞台衣装に使ったことで広まったと言われる古い文様で、途切れずに続く柄であることから「子孫繁栄」「永続」といった縁起のいい意味を持つとされています。 この柄を作るとき意識したのは、色で印象がこんなに変わる文様もないな、ということでした。市松模様は形そのものはとてもシンプルなので、何色で塗るかがほぼすべてを決めます。赤にすると、同じ柄でも一気に華やかでお祝いらしい雰囲気になる。シリーズの中でいちばん視線を引く配色なので、「とにかく目立たせたい」「めでたさを前面に出したい」場面を想定して赤を用意しました。 向いているのは、お正月や新春の告知バナー、和装ブランドの華やかなビジュアル、歌舞伎や伝統芸能イベントのフライヤー、和モダンなウェブデザインの背景あたりです。日本らしさをはっきり出したいインバウンド向けの紹介コンテンツや、和雑貨を扱うECサイトの背景にも馴染みます。赤はかなり強い色なので、上に乗せる文字は白や黒のはっきりした色にすると読みやすいです。 同じシリーズで色違いや他の和柄文様も作っているので、赤を主役にしつつ落ち着いた色を脇に合わせる、といった組み合わせ方もできます。